【最近モーレツに感動したこと】

作成日 2008/03/11
更新日 2008/03/15
最終更新日 2008/06/26


最近はプロ級の動画作品まで登場する騒ぎに!!
■記載日2008年6月27日■
 樋口優氏の凄さには驚かされる。この短期間にMikuMikuVoiceというソフトウェアも開発・発表されていることに気づいた。和音が入らない単音なら、歌声だけでなく、楽器パートの入力も可能だった。従来はあとで入力していた(マニアは調教と言うそうだが。)ピッチなどもデータが入る。演歌などではこぶしのような表現しづらい癖までコピーしてしまう。(当然、音痴が歌うとダメダメなデータになるわけだが。)

 MikuMikuDanceの凄さはやはりインターフェースにあると思う。
 MayaShade(Poser)などの有償ソフトとか、Blenderのようなオープンのもの等、わけあって調査したが、MikuMikuDanceは特定目的に絞って作り込まれているソフトウェアなので、他のツールは操作性において比較にならないように思える。(汎用と専用の違いに由来するところが大きいとは思うが。)

 YouTube
で見かけた動画作品のレベルも急速に芸術的な域にまで到達しているように思える。
(素人目には、これらの作品はプロが作っているとしか見えないのだが...)
これらのレベルの作品がひとつのソフトウェアがきっかけで生まれてきたことの歴史的意義は大きいと感ずる。桜の季節やbaby's star jamなどは世界で通用するレベルの作品のようにも思う。
しかし、まさかモーション・キャプチャーより手動キャプチャー(調教)が圧倒的に勝るとは....

  
【MikuMikuDance】桜の季節short ver.【ステージver.】
  ●MikuMikuDanceで「上を向いて歩こう (SUKIYAKI)」 by 初音ミク
  
【MikuMikuDance】baby's star jam音頭【DE DE MOUSE】‐ニコニコ動画
  ●【MikuMikuDance】あの男の魂をミクに吹き込んでみた【完全版】
  ●
【MMD】初音ミクに男女躍らせてみた完成版【PV風味】
  ●[MikuMikuDance]Honey 王心凌(シンディー・ワン)
  ●初音ミク 初音未來 Honey 舞【MikuMikuDance】ハニハニダンス
  ●MikuMikuDanceでPerfumeのエレクトロワールド完全版
  ●【MikuMikuDance】最強パレパレードを踊ってしまった。。【ライブ.ver】 (FLV1.STEREO)
  ●【きしめん】MikuMikuDance【延長戦】
  ●【AYUMI LEE verで】CUTIE HONEY【躍らせた】
  ●【初音ミク】射手座☆午後九時 Don't be late(マクロスF) 【MikuMikuDance】

 

遂に世界へ進出?!

 
■記載日2008年3月13日■
 
MikuMikuDanceの英語バージョンリリースされる。
   
英語版 と 英語版のチュートリアル が
    http://www.geocities.jp/higuchuu4/index_e.htm

  で公開開始されています

Vocaloid2「初音ミク」

 
■記載日2008年3月11日■
 最近、私の娘がはまっているのが
Vocaloid2の「初音ミク」だ。初音ミクはMIDIのようなディジタル音源で、楽譜に従って音階を入力し、各音に母音と子音に分解した歌詞をはめ込み入力することで、好きな歌を歌わせることができるソフトウェアだ。今、ディアゴスティーニで販売しているマイ・ミュージック・スタジオに付録でついてくるSinger Song Writerのようなソフトウェアと組み合わせることで、パソコンだけあれば好きな曲や自分で作曲した曲をボーカル付きで演奏することができる。
 今年、2月始め頃から「買って!」とせがまれていたのだが、なかなか店頭で見つけることができないでいた。ところがなんと東京工業大学大岡山キャンパスの生協に1箱置いてあるのを発見。さっそく買って帰った。インストールした後、息子と一緒に「初音ミク」で少し遊んでみる。
 そのとき手元にあった楽譜が小学校の音楽の教科書しかなかったので、「チューリップ」と「もみじ」を入力してみたのだが、殆どデフォルト設定のままであるにもかかわらず、想像していた以上に凄かった。これまでの音声合成研究の流れとは違う技術でかなり人間に近い歌声を聴くことができた。
これならMIDIで他の楽器パートも入れて歌謡曲を歌わせて遊びたいと思ってしまう。 国内で4000本程度売れたらしい。
 この後、インターネットで検索してみたところ、大量の投稿動画があることがわかった。以下はその中から選んだもの。
  1) "Ievan Polkka"
  2) レミオロメン "粉雪"
  3) "星空に願いを" 3D-CG版
 なるほど、そりゃ遊びたくなるわけだ。
 しかし、2次元のアニメーションばかりでなく、3D-CGの本格的な動画まである。これって一体、どうやって入れたのか?モーション・キャプチャー・センサとか個人で持っていたりするのだろうか....まさかね?
樋口優氏の「MikuMikuDance

Boneと呼ばれる骨格構造を持っており、非常に操作性がいい。


下は樋口優氏のチュートリアル動画。
懇切丁寧な解説が付けられている。

 

 

 そのときはわからなかったが、後で驚愕の事実を知ることになった。
 昨晩(2008年3月10日)、インターネットのニュースを見ていたら凄い記事を発見してしまった。樋口優氏によって突然「
MikuMikuDance」というソフトウェアが発表されたらしい。(2008年2月24日にチュートリアルMovieがUploadされている。)マウスの操作だけで3D-CGモデルにダンスを踊らせ、誰でも簡単に動画を作成することができるのだという??
 しかも、
 1) 簡単な表情を表現可能。
 2) 初音ミクのファイル形式で読み込むことで、歌に合わせて「口パク」できる。
   正式にはリップシンクという機能らしい。
 3) aviファイル形式の動画やbmpファイル形式の静止画を背景に張り込むことが可能。

 それでなんと驚いたことに無料でダウンロードできるというのだ。
 
 早速、ものは試しとダウンロードしてみた。
 ダウンロード時の圧縮ファイルのサイズはたったの1MBだ。動作は非常に軽い。
 樋口氏によればプログラムはわずか300kBにすぎないようだ。
 驚いたのは、革新的とも思えるユーザー・インターフェース。
 Boneと呼ばれる骨格構造でCGモデルは結合しており、あっという間に下のようなポーズをとらせることができる。フレーム間補間機能があるので、すべてのフレームのポーズを決めなくても動画を作ることができる。「神ツール」と呼ばれているのもうなづける。

 この作者って誰?いったい何者?
 そう思わずにはいられない。
 実は、ロボットの動作をプログラムするのにこういう入力ツールを作ろうとひそかに思っていたのだが、完全に戦意喪失状態に陥ってしまった。負けました。いや絶対、かないません。この作者、凄すぎます。
 名前で検索してみると、どうもロボットの研究者らしいが....
世の中には凄い人がいるものだ。
.....と思ったら、私が思っていたよりも世界はずっと狭かったのかも。実感.......

 昨年、秋ごろからのVocaloid2のヒットに続き、このMikuMikuDanceの大ブレーク。
(多分、今現在で300くらい投稿されているのでは?)
 日本のアニメーションや番組制作の在り方が今後変わる気がします。
 
 ところで、この骨格モデルがあれば、実写映像の視点(カメラ位置)から人物の外形に3Dモデルの位置を合わせこむことは簡単 にできると考えられる。実写画像と3Dモデルの合わせ込み誤差が最小となる向きにモデルのボーンを動かしていけばいいからだ。しかも、MikuMikuDanceが処理しているように特定間隔のフレームについて補間画像でこの最適化処理を行うことでいまだかってない情報圧縮率が達成されることはほぼ間違いない。実は、モーション・キャプチャー・センサも作ろうとしていたが、もうやめます。それより、CGの勉強が優先のようだ。


MikuMikuDanceの画面
 
 


MikuMikuDanceでこんな場面も簡単に制作できてしまう。
動画だけでなく、静止画でも遊べる!